一昨日から、秋田に仕事で出張、仕事を終えて 「きりたんぽ鍋」に舌鼓を打って、秋田の地酒が疲れた身体に沁み渡る、つかの間の休息。 地方での仕事の醍醐味の一つは、地元の郷土料理を味わえること。 今ほど、情報が開示されていない20縲怩R0年前は、やはり地元の有志に地元の隠れた名店に連れて行ってもらったものです。逆に、関西に来られる際は、こちらが「関西の名店」を案内します。 互いに“ならではの味”を楽しんでもらうことに心血を注いだものです。 おもてなしの交換が仕事において一体感を醸成します。 些細なことですが、美味しいものを一緒に食することで、繋がる想い。 よく、業界以外の方々から、仕事のエリアを聞かれます、その際は、「全国・全世界です」と答える。 当然、支社があるわけではなく、この業界の特質が一因であるのですが・・・ 「一つのプロジェクト」を一社で創り上げることは不可能な業界。 ある式典を創り上げるには、プロデューサー、演出、舞台監督、音響、照明、映像、特効、舞台美術、運営、進行などなど、それぞれのセクションのスタッフが推進チームを組んで創り上げていく。 関西の現場であろうが、地方の現場であろうが、海外の現場であろうが、そこは変わりません。 それぞれのセクションの連携が一番大切です。 仕事の依頼主・クライアントさんが、何をしたいのか、何を求めているのか、それをどのようにして形作っていくか。 同じ方向を見ながら、一緒に作っていけるスタッフかどうか、がとても重要なキーとなります。 寝食をともにすることも、大事な要素です。飲み過ぎは良くないですが・・・・・笑
最近始めたインターネットラジオのパーソナリティ、 コンセプトは「裏方さんをフィーチャー」すること、、、、 イベントという、ともすれば派手で華やかな仕事を、影で支えているスタッフがどれだけいてるかを少しでも知って頂きたい。 そんな想いで今年の2月から始めて、7月で10人のゲストの方に出演いただき、拙い私のパーソナリティにお付き合いいただきました。 そして、それぞれのゲストの方々の軌跡をお伺いするにあたって、本当に「人に歴史あり」を感じます。 30分でどこまで、その方々の個性を表現していただいたかは、わかりませんが、本当に、おひとりおひとりの人生の軌跡を垣間見たような気がします。またこれからの活躍を期待したいと思います。 そして、まだゲストにお呼びできていない素敵な方々がいらしゃいます。 そんなそれぞれの世界で頑張っていらっしゃる人々をこれからは繋いでいけたらいいな、と考えます。 少子高齢化、インバウンド、介護のこと、人手不足、AIなどロボット世界の到来、自然災害における減災・防災対策など・・・・我々の生きている時代は常に変化し、変貌しています。 人間が仕切っているようで、それは間違いで目に見えない大きな力が我々をいつも試しているのではないか、そう思います。 だからこそ、一人一人のノウハウの連携が必要な気がします。 また、異業種の連携が新たなものを生み出すような気がします。 テーマに沿ってそのソリューション策を考える。視点が違えば、見え方も発想も今までにないところから生まれてくるのではないでしょうか・・・ 十人十色、10人集まれば、それぞれの発想があるはず、その発想を加減乗除することで生まれる新たな知恵。 最近、そんな素敵な人々の想いを知るにつれ、これから先何かできることはないだろうかを考えます。
初めての雨に降られたにもかかわらず、最後までカッパを着て、また傘を差して、残っていただいたお客さんには、感謝しかありません。
毎年、基本、実行委員会が、ほぼ1年かけて企画を考えます。
実行委員として、構成内容、収支予想、動員方法など、
プロモーションイベントと違って、クライアントがいない。
従って、協賛、協力、後援を自分たちで集める必要があります。
助成金へのチャレンジもします。
実に様々な方々の力が結集しています。
もちろん、発起人のkogakusyu翔のメンバーは自分たちの活動の合間をぬって、出演者の発掘、交渉など、そしてその後は、出演に際しての合同練習など、本当に、華やかなステージでの演奏だけではなく、実に年間通じて休む間も無く、裏方としても、動いています。
6回続けていることの意味を考えます。
プロモーションイベントは、クライアント(スポンサー)が辞めると言えばなくなります。
当然、プロモーション活動なので、その予算に合った効果がないと、選択肢としては仕方ない面があります。イベントを販促方法の手段とする限り仕方ないことです。
一方、「ユメハネ」はクライアントがいません。協賛頂いている企業さんもありますが、販促目的というよりも、「このイベントの趣旨」に賛同いただいてエールをおくっていただいている感じでしょうか・・・・
正直な話、今後も「エールをおくって頂ける企業さん」が増えると助かります。
本当に、6回続けることは大変なことです。
時間的な制約、経費的な制約など、、、
しかし、クライアントがいないということは、我々の想い、そして参加いただいた学生さん、ゲスト、そして来場いただいたお客さんの想いが一番と言えます。
少しずつ、知名度も上がってきてます、「継続は力なり」と言います。
少しずつ、力を頂いていることも確かです。
平成から、令和へと時代が移り、新たな時代が始まります。
心の時代、その心に刻めるイベントを今後も作っていきたいものです。
改めて、ゲストの方々、学生のみんな、裏方で頑張ってくれた学生さん、プロのテクニカルスタッフの方々、そして雨予報に関わらず、多くの来場者の皆様に感謝をしたいと思います。
35年前、バブル景気前から、この業界でお世話になっている。
思えば、まだ業界としても成熟しているとは言えず、給与体系や労働環境など、
今から思えばブラック業界もいいとこで、本当に会社自体もそうだし、
そこで働いている人もどっちもどっちで、好き放題していた気がする。
それでも時代の要請なのか、バブル経済突入とともに、博覧会ブームが到来し、日本各地でJAPAN EXPOが開催されイベント業界も徐々に世間の常識にとらわれざる得なくなる。
当たり前のことを当たり前にできていない業界が、少しずつ整備されて行き、社会の居場所が少しずつ広がっていったと言える。
先日、「イベント業務管理士1級」の試験があり、今更ながらチャレンジして、なんとか合格。
この歳になっての「試験」は、なかなか勉強時間のやりくりや、覚えることの難しさに苦労した。
長年、この業界にいるからと言って、「その試験」はまた違ったアプローチが必要で、記述式&小論文だけにいい加減な気持ちでは難しかったと言える。
久々に追い詰められた試験であったことは確かだ。
とは言え、今までの経験をロジカルに整理し直すには、非常に役に立ったし、これからもイベントを科学していくことは重要なことではないだろうか・・・
イベントと一言で言ってもその概念を理解している人々は稀であろう。
個人のバーベキューから、町の抽選会・・・・・ひいては、万博博覧会・オリンピック全てイベントというカテゴリーに区分けされるだろう。
イベントの概念的な定義とは、
「イベントとは、何らかの目的を達成するための手段として行う行・催事である。」
今までは、ある意味、勘と経験で創ってきたイベントを「イベント業務管理士」的視点で考察すると、
その論理性が非常に重要になってくる。
イベントを構造的に考察していくと、
一過性であり、仮設であり、また複雑性があり、自己実現性があるもので、
4大管理と呼ばれる、安全管理、工程管理、品質管理、原価管理をしっかりと管理業務として捉える必要がある。
イベント業界を広く社会的に認知させ、その功績をもっと広く深く理解していただくためには、
その業務の奥深さ、幅広さを論理的に訴求する必要があるのだろう。
裏方業務でありながら、その重要性そして責任性は、年々高まってきている。
勘と経験だけでは、説得できないであろう。
やはり、そこには、ロジカルな説得性が重要と考える。
そのためにも、「イベント業務管理士1級」という存在は、ある意味必要なのであろう。
2019年4月29日(祝・月)ユメハネフェス2019@服部緑地野外音楽堂・・・・・・
2014年から続いています、今年で6回目になります。
是非、お越しください。
https://www.facebook.com/yumehanefes/?__tn__=kC-y.g&eid=ARCx0k8CM1t3XbkcaTSUg-0N-xw411aRvhE-HHnMTQkuv47TYvrvbEBgf7PIY6w0zrpi5qbK-OOZKvvF&hc_ref=ARSSTu_B_wfiTRe_SFFUBkvP2Ba2mZgNcZ4x9Fatn0ZrNNBYWo2RLDdWOjzADBiaw54&fref=nf&__xts__[0]=68.ARDD3gDUOS7D_RJTzfRUDOLZLrThXM-Ie9ROJSOlnTEF1y6B7uR63nCLLhPvUbUa6EpXAvd00Zxxw_gIF-64w0iSefplwfMvVUVutuDT-fzI7SqH9O06W6bX7dZVzAjXTQzo36novgox16y3_SulS16o9yElX4XUoIrdT-PLTsatPd_wBVWm9iT8o-CHXjhI0rcUdsqt6WjzbMLQOdkQIE9HiJeROS9siUWl5ubgPB4N_T9_aGbWQpYR_K-bokgSyo21rGKsUeOfac1xZyLW1PxIa9vF67zL8s4tbua8ikga-50sHL4ya8tsbZycYUpUcpkrCnG25b87pbJ_QqmQ8uTQF8W6P4jeRWnrKulI0xvwt8g_uyHjIpc
3年ぶりの京都マラソンに参加、
思えば、5年前の2014年に初参加して、今回で3度目の京都です。
西京極競技場から、嵐山方面へ、きぬかけの路・西賀茂橋から南下して賀茂川沿いを走って、北山通を東へ、
折り返して植物園を通って、再び、賀茂川南下・・・・・
それなりに順調に走っていても、
25kmを過ぎたこの頃は、もう青色吐息状態です。
脚の膝が激痛、膝裏の腱も切れるんじゃないかというくらいの痛さ、エアーサロンパスを持参して走ったけれども、
それもつかの間の痛み消し・・・・あとは、とにかく一歩一歩、進むしかない、前に行かない限りゴールは見えない。
残り15kmが課題です。
日頃、10kmをそれなりに走っていても、25kmを越えると、足にも、腕にも、足裏にも異変が起こり始める。
今回は、その異変と会話しながらの勝負でした。
いつ悲鳴をあげるか、とにかく完走(歩きつつ)が目標なので、足は、とにかく動くように、、、
しかし、不思議なもので、給水・給食を手に取って口に入れると、体が喜び始める。生き返るような感覚・・・・
特に、バナナ、八ツ橋は美味かったですね・・・スポーツドリンクも、身体中に染み渡る感じです。
昨秋は大阪マラソン・今冬は、京都マラソンに参加しましたが、
それほど、早く走れるわけでもないのに、「なんで走るんやろ?」って自問自答をする時があります。
健康維持ということもありますが、しかし、それだったら、そんなに無理をする必要もない・・・・
残り、10kmあたりになると、痛みも限界です。
しかし、そんな時に「あと10kmで終わってしまうんだ・・・・」って気になっている自分がいます。
走る苦しみよりも、走れる喜びが勝る瞬間です。
走り始めた時は、まだ、40kmもあるって考えるのに、あと、10kmしかないのか・・・・
人間の欲深さなんでしょうか・・・・
走れることの感謝・・・
また、来年こうして走れるだろうか・・・・
当たり前のことが、当たり前に感じれる感覚を忘れないでおこう、と思います。
最近、著名な方々が病魔に襲われて、・・・・・
自分より若い方々だけに、心が痛みます。
本当に、健康がどれだけ、有難いことかを実感します。
よし、来年に向けて、特訓しよう!!!!!
今年で5回目となった服部緑地野外音楽堂での「ユメハネ」。
今年も天候に恵まれ、無事終了しました。毎年、陽射しが強く夏日を思わせるくらいの天気ですが、今年はいい感じで雲もあり、来場された皆さんにも心地良く観覧いただけたのではないでしょうか・・・・
毎月、実行委員会のメンバーが集まって、会議を行います。そういう意味では、一年を通じてこのイベント作りをしている感じです。とりわけ、kogakusyu翔のメンバーは企画から、出演者の選択、交渉、そして自らの出演、合同練習、 SNS・ラジオなどによる広報活動、裏方スタッフとの打合せ、などなど八面六臂の大活躍です。
私はそんな中、少しだけお手伝いをさせていただいています。
当然、まだまだ課題は山積していますが、5年続いていることに意味を感じます。
ユメハネの詳しい意図は下記のHPをご覧になっていただきたいのですが・・・・
https://kogakusyu.wixsite.com/yumehane
私も、この業界にお世話になって35年近くになり、それなりにいろいろなイベントをやらせていただき、また時代の流れとともに、新たな情報を掴みながら、進化していかないといけません。
そんな中、このユメハネは出演者だけではなく、司会者・裏方の音響・照明・進行・運営スタッフもプロと学生が共同作業をしています。
知識はまだまだですが、やる気は人一倍あります。彼等・彼女等からは、これから自分たちの知識を積み上げ将来なりたいスタッフの仕事に携われる喜びを感じます。
スポンジが水を吸収するように、仕込みからリハーサル、そして本番、撤去に至る中で、成長するのが、わかります。
最初は、言われるままだったのが、最後には自ら「こうしよう・ああしよう」を考えて動いています。
35年前に自分がガムシャラにこの業界を知ろうとしていた頃を思い出します。
「わからないことが、わからない」時代。
「わからないことが、わかる頃に抱いた恐怖感」
「必死なだけでは、成長がない」時代。
時ととも課題は山積し、悩みながらも、
それでも「幕は開く」
これから、きっと彼等・彼女等も大きな壁にぶち当たることだろうと思います。
けれども、このユメハネで気づいた「楽しさ・やり甲斐」は
心の原点として刻印されたのではないかと思います。
ユメハネは「心の原点」を思い出させてくれるイベントです。
ユメハネフェス2018
いよいよ、4月30日本番です。幸い天気も良さそうです、皆さん是非お越しください。
出演者も、裏方も、プロと学生が一緒になって、共演します。
12:00スタート!