20年ほど前、取引先の担当から、「イベント屋さんほどイベント見てないよね」って言われてからなるべくお金を払ってぴあでチケット買って見に行くようになった。芝居、オペラ、歌舞伎、クラシック、スポーツ、ジャンルを問わず、観に行った時期がある。時間とお金を使って見る価値があるかどうか・・・イベントの成否は結局のところそこに行き着く気がする。また、「イベント見たい観たい」が再発してきたな・・・・
2014年から携わっている近大入学式、11年目の春が無事終了。
手探りで始めた様々な演出や構成も、紆余曲折があったけれども、
11年目の今年度はその集大成の如く、新入生の大盛り上がりで幕を閉じた。
本当に、小さなミスや大きなミスを重ねながらも、その課題を潰しつつ、
毎年制作させていただいたことに感謝。
そして、何よりも新入生の笑顔が満開になることを最終目的に、
スタッフも寝る間を惜しんで頑張ってくれた。
半年に渡る準備が報われたことに、ホッとするとともに
収録した映像を見ながら、自分自身、小さなミスを探しているが、
今日ぐらいは感謝に浸っても良いだろう。
イベント屋冥利に尽きるなと思う。
2024(R6)入学式
https://www.youtube.com/watch?v=DX47E-WWFBQ&t=1660s
ウェルカムパフォーマンス
2021年も師走になり、残り半月です。
歳とともに、月日が早く過ぎるのはなんでだろう・・・と同世代の友人と話をすることが多くなりました。
また、この時期には喪中ハガキもたくさん届きます。
親戚、親御さん、どうしても、高齢化社会と共に、同世代の人々の周りにお亡くなりになる方も、増えてきた気がします。
私の親父も、9月に逝ってしまいました。コロナ禍という状況にため、入院中は見舞いにも行けず、寂しい思いをさせた気がします。その分、これから心の中で供養したいと思います。
ともあれ、日本において、やっと新型コロナ感染症も、オミクロン株の状況がわかりませんが、落ち着きつつあります。
イベント業界も、感染症対策を講じながら徐々にコロナ前のように、戻りつつあります。
とは言いながら、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保、換気の徹底などと共に、
大きな声での声援などは制約されているのが実情です。
当然、コロナ前と一緒というわけには行きませんし、その分、手間暇がかかるのも仕方がありません。
リアルイベントに、プラスαでオンライン配信など新しいイベントの形が常識になりつつあります。
そう考えると、様々な業界において、良いか悪いかは、歴史が判断すると思いますが、コロナ禍がある意味、社会の常識を変容させ、新たな常識を生み出したと言えるでしょう。
ある意味「変革」には痛みが伴いますが、コロナ禍で否応なく、新たな常識が定着しつつあります。
そんな状況下、「イベント」も変容しながら復活しつつあります。
一時は、オンラインに取って代わるように言われたこともありますが、やはりそのだけでは物足りない
が実感です。
演者も、観客も、同じ空間・同じ時間、臨場感を共有するリアルイベントに渇望してたんだと思います。
この2年間の歳月が、改めて「臨場感のあるイベントの良さ」に気づかさせてくれたのではないかと思います。
声援はできないけれど、その分大きな拍手が響き渡ります。演者も100%以上のパフォーマンスを出そうとしてくれます。一体感を感じる瞬間です。これはオンラインイベントでは絶対に味わえない醍醐味です。
それは、「心震えるような感動」です。それを共有できる限りイベントは不滅だと思います。
我々はそんな「心震えるようなイベント」を企画制作し、届ける努力をし続けたいと改めて思います。
今週末の本番の準備をしながら、少し、令和元年を振り返る、、、、
年号が新しくなった平成から令和へ・・・・・
思えば、昭和から平成へ変わった時、日本国民は慌てふためいていた気がします。
32年前、昭和64年、正月が明けて、1月7日昭和天皇が崩御。
私は、就職して、2年が経とうとしていた頃で会社を辞めることを決めていました。
天皇崩御のため、社会全体が喪に伏したような状態になったため、軒並みイベントは中止・延期を余儀なくされ、
私は、2月に会社を辞めました。
私の社会人での最初のターニングポイントが重なった年だった気がします。
そして今年、生前退位ということもあり、どちらかというと、歓迎ムードの中の新しい時代の始まりになりました。
私にとって、令和元年はどんな年だったろう、、、、、
最も、大きなことは、やはり、初めてのラジオパーソナリティへのチャレンジかもしれません。
決して、ずっとやりたかったわけでもなく、縁があってそうなった気がします。
やり始めると、これが結構楽しい、構成を考える間も整理がついて面白い。
そして、なんと言ってもゲストとして出ていただいた方々には感謝しかありません。
忙しい中、古川橋のスタジオまで、御足労いただき、その人の人生を少し垣間見せていただいた気がします。
30分という短い中、言い足りないことが多々あったことはご容赦願いたいですが、また、ゲストに来ていただいてもう少し、深く話をお聞きしたい方々ばかりでした。改めて感謝申し上げます。
また、この先、ゲストに来て頂く方々との出会いが楽しみです。
ラジオのパーソナリティという未知の世界に踏み込んだおかげで、仕事にも好影響がありました。
全体をしっかり構成し、進めていくことを再認識できました。俯瞰で見ることの大事さを改めて感じましたし、
そして何よりも、相手に伝えるためにどのように言葉を組み立て、どのように言葉を発し、何を伝えたいかをしっかり自分自身が認識するということ。自分自身の頭の中で整理できていないことは、相手に伝わらないことがわかりました。
特に、演出・舞台監督をやっている時こそ、的確に相手に伝えないと、うまくいきません。
時間の制約のある中で、これは大きかったです。ラジオのおかげだと思います。
タイムキープする難しさを感じながら、特訓できた気がします。
そして、令和2年はどんな年になるのでしょうか・・・・・・
ラジオに関しては、まだまだイベント業界で出会った素敵な方がいらっしゃいますので、
是非、お時間をいただき、ゲストとして来ていただき、皆さんにご紹介したいと考えています。
https://www.yumenotane.jp/musounotouzainanboku
一昨日から、秋田に仕事で出張、仕事を終えて 「きりたんぽ鍋」に舌鼓を打って、秋田の地酒が疲れた身体に沁み渡る、つかの間の休息。 地方での仕事の醍醐味の一つは、地元の郷土料理を味わえること。 今ほど、情報が開示されていない20縲怩R0年前は、やはり地元の有志に地元の隠れた名店に連れて行ってもらったものです。逆に、関西に来られる際は、こちらが「関西の名店」を案内します。 互いに“ならではの味”を楽しんでもらうことに心血を注いだものです。 おもてなしの交換が仕事において一体感を醸成します。 些細なことですが、美味しいものを一緒に食することで、繋がる想い。 よく、業界以外の方々から、仕事のエリアを聞かれます、その際は、「全国・全世界です」と答える。 当然、支社があるわけではなく、この業界の特質が一因であるのですが・・・ 「一つのプロジェクト」を一社で創り上げることは不可能な業界。 ある式典を創り上げるには、プロデューサー、演出、舞台監督、音響、照明、映像、特効、舞台美術、運営、進行などなど、それぞれのセクションのスタッフが推進チームを組んで創り上げていく。 関西の現場であろうが、地方の現場であろうが、海外の現場であろうが、そこは変わりません。 それぞれのセクションの連携が一番大切です。 仕事の依頼主・クライアントさんが、何をしたいのか、何を求めているのか、それをどのようにして形作っていくか。 同じ方向を見ながら、一緒に作っていけるスタッフかどうか、がとても重要なキーとなります。 寝食をともにすることも、大事な要素です。飲み過ぎは良くないですが・・・・・笑
最近始めたインターネットラジオのパーソナリティ、 コンセプトは「裏方さんをフィーチャー」すること、、、、 イベントという、ともすれば派手で華やかな仕事を、影で支えているスタッフがどれだけいてるかを少しでも知って頂きたい。 そんな想いで今年の2月から始めて、7月で10人のゲストの方に出演いただき、拙い私のパーソナリティにお付き合いいただきました。 そして、それぞれのゲストの方々の軌跡をお伺いするにあたって、本当に「人に歴史あり」を感じます。 30分でどこまで、その方々の個性を表現していただいたかは、わかりませんが、本当に、おひとりおひとりの人生の軌跡を垣間見たような気がします。またこれからの活躍を期待したいと思います。 そして、まだゲストにお呼びできていない素敵な方々がいらしゃいます。 そんなそれぞれの世界で頑張っていらっしゃる人々をこれからは繋いでいけたらいいな、と考えます。 少子高齢化、インバウンド、介護のこと、人手不足、AIなどロボット世界の到来、自然災害における減災・防災対策など・・・・我々の生きている時代は常に変化し、変貌しています。 人間が仕切っているようで、それは間違いで目に見えない大きな力が我々をいつも試しているのではないか、そう思います。 だからこそ、一人一人のノウハウの連携が必要な気がします。 また、異業種の連携が新たなものを生み出すような気がします。 テーマに沿ってそのソリューション策を考える。視点が違えば、見え方も発想も今までにないところから生まれてくるのではないでしょうか・・・ 十人十色、10人集まれば、それぞれの発想があるはず、その発想を加減乗除することで生まれる新たな知恵。 最近、そんな素敵な人々の想いを知るにつれ、これから先何かできることはないだろうかを考えます。
初めての雨に降られたにもかかわらず、最後までカッパを着て、また傘を差して、残っていただいたお客さんには、感謝しかありません。
毎年、基本、実行委員会が、ほぼ1年かけて企画を考えます。
実行委員として、構成内容、収支予想、動員方法など、
プロモーションイベントと違って、クライアントがいない。
従って、協賛、協力、後援を自分たちで集める必要があります。
助成金へのチャレンジもします。
実に様々な方々の力が結集しています。
もちろん、発起人のkogakusyu翔のメンバーは自分たちの活動の合間をぬって、出演者の発掘、交渉など、そしてその後は、出演に際しての合同練習など、本当に、華やかなステージでの演奏だけではなく、実に年間通じて休む間も無く、裏方としても、動いています。
6回続けていることの意味を考えます。
プロモーションイベントは、クライアント(スポンサー)が辞めると言えばなくなります。
当然、プロモーション活動なので、その予算に合った効果がないと、選択肢としては仕方ない面があります。イベントを販促方法の手段とする限り仕方ないことです。
一方、「ユメハネ」はクライアントがいません。協賛頂いている企業さんもありますが、販促目的というよりも、「このイベントの趣旨」に賛同いただいてエールをおくっていただいている感じでしょうか・・・・
正直な話、今後も「エールをおくって頂ける企業さん」が増えると助かります。
本当に、6回続けることは大変なことです。
時間的な制約、経費的な制約など、、、
しかし、クライアントがいないということは、我々の想い、そして参加いただいた学生さん、ゲスト、そして来場いただいたお客さんの想いが一番と言えます。
少しずつ、知名度も上がってきてます、「継続は力なり」と言います。
少しずつ、力を頂いていることも確かです。
平成から、令和へと時代が移り、新たな時代が始まります。
心の時代、その心に刻めるイベントを今後も作っていきたいものです。
改めて、ゲストの方々、学生のみんな、裏方で頑張ってくれた学生さん、プロのテクニカルスタッフの方々、そして雨予報に関わらず、多くの来場者の皆様に感謝をしたいと思います。