2月下旬から変わり出した街の風景。
あれから2ケ月も経っていないにも関わらず、
街から人が消えた。
外出自粛の要請で、飲食店をはじめ、様々な店舗がお休み状態。
我々イベント業界も、全く機能停止。
人を集めるイベントは真っ先に中止・延期へと。
そんな中、医療従事者の闘いは続く。
品薄のマスクや消毒液などもいつになれば供給されるのか・・・・
世の動きが全く変わってしまった。
人が動かないと、お金も動かない。
経済が止まってしまう。
見えないウィルスとの闘いはいつまで続くのか、不安が世を覆い尽くす。
しかしながら、我々は手を拱いていても仕方ない。
いろいろ言いたいことは、山ほどあるが、
文句を言っても、何も変わらない。
ならば、前向きに「これから」を考えるしかない。
緊急事態宣言が発出されて、5月6日までの外出自粛、
今の状況でそれは解除されるのだろうか、、、、否、私は否定的だ。
おそらく、当分この状況下で、暮らしていかなくてはいけないだろう。
確実に社会構造そのものが変革されていくはず。
今までの常識がそうでなくなり、新しい生活様式が生み出されるだろう。
それは、快適な暮らしとは当然言えないが、「この見えないウィルス」と共存せざる得ないのではないだろうか。
少なくとも、ここ数年はそんな状態が続くのではないか。
我々、プロモーションイベントに携わっている者にとって、
「人を集めてはいけない」はそもそもイベントの本質から離れていることであり、イベントそのものが成り立たない。
とは言え、それが現実ならば、「人を集めないイベント」を考えざる得ない。
プロモーションイベントは、エンタメと違って、経済効果を促進するための手段である。
そう考えると、人を集めなくても経済効果が得られるならば、それはそれで、有りではないか。
本来は、非日常的な仮設空間で、同じ体験をするのがイベントの本質であるのだけれども、
今は、ネットなどを活用することで、同じ時間、体験を経験することは可能。
5Gの普及とともに、新たなビジネスチャンスも生まれてくるだろう。
こんな時代だからこそできること、こんな時代だからしなければならないこと。
考えることに、お金はかからない。
今こそ、プロモーションイベントの価値を発揮すべき時かも知れない。
写真は、私の知人の美術作家の中野クニヒコさん作の、アマビエ。
新型コロナ終息への、祈りを込めて・・・・・・

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