大学を卒業して就職した会社には、結局2年弱しか在籍しなかった。ただ、その2年間では、本当に様々な経験をさせていただいた。

「小石でも、拾い上げるとその裏に仕事なんて、どこにでも落ちてるよ・・・」当時の社長はよく私に、言ってた言葉です。仕事は選ばなければ、あるもんだ。まぁバブル時代ということもありましたが・・・・・・

というより、今は、その言葉の裏には、「やったことのない仕事でもチャレンジするんだよ」という意味に感じます。その会社は小さかったけれども、常にチャレンジングでした。ペーペーの私を運営リーダースタッフとして50日間も任せたり、その他にも映像編集の仕事や、書いたことの無い台本書きや、当時まだ一般的ではない「ワープロ」を打たせたてもらったり・・・・・・

“やったことがないから、できない”という発想は全くない社長でした。その後の、独立後の私の営業姿勢の原点かもしれません。

ただ、色んな理由の中で、退社をすることになりました。

若気の至りだったんでしょう。その時は、その後のことは全く考えてなかったくらいですから。

ただ、まだまだ、バブル時代でしたので、業界的には人材不足の時代だったんでしょう。「やめる」と聞いた先輩から、お誘いがありました。

近しい会社だと、何かと、前の会社に迷惑がかかりそうな気がしてましたが、幸いそのタイミングに東京本社のPR会社が大阪支社を開設するということだったので、それならば、ある意味新しいフィールドで働けるんじゃないか・・・・

 

折しも昭和天皇が崩御され、イベントというイベントがすべて自粛していた、1月に私にとって、社会人2社目がスタートしたのです。

 

 

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