Monthly Archives: 11月 2018

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大阪万博誘致が決定した次の日ということもあり、なんとなくウキウキした雰囲気で号砲が鳴った気がします。

8年間の悲願ということで、初めて当選して「大阪マラソン」に参加しました。
京都マラソンは2回(2014年、2016年)ほど出場していますが、今回初めての大阪です。まぁ、言い訳がましいですが、体調は今までで最悪の状態、とにかくゴールまで、この体力が持って欲しいと思って走っていました。途中からは、「歩いている方が早い」ような状態でしたが・・・・・

兎にも角にも、32000人のランナーが一堂に会して走る大阪マラソン。
前日・前々日にはインテックス大阪で受付をします。ゼッケン・参加賞などを受け取るためです。
遠方から来る人は泊りがけです。
私も京都マラソンでは泊まりを予約して、1泊2日のマラソン旅です。
食事も当然外食ですし、交通費、宿泊費、食事代、また家族や友人の応援団も合わせると、その経済効果は大きいと思います。

マラソンを経済活性化の手段として活用する自治体が多いのも納得です。

しかし、それはあくまで参加者が一定以上集まるマラソンに限られます。

コースの交通規制、サインの設置、警備員の配置、給水・給食の手配、ボランティアの管理、荷物の仕分けから運搬、清掃、救護体制などなど、イベントのすべての要素がそこには入っています。
ランナーが快適に走れるように、交通規制もしっかりしないといけませんし、荷物もスタート会場からゴール会場へ運搬するだけではなく、受け渡しも間違わないようにしないといけません。
WEBの公開、更新、また生中継のための通信の確認も大切なことです。
ずいぶん前には、マラソン関連のイベントを制作・実施したことがありますが、通信の発達によって、よりリアルに経過が知れたりします。

時代とともに、便利さや快適さが増したのも事実ですが、最後は、沿道の皆さんの「頑張れ!」の声援に元気付けられましたし、スタッフの気苦労はいかばかりか、なんて考えながら走っていました。

マラソンはできるだけ、今後も続けたいと思います。

これら、大型イベントのノウハウは、簡単に蓄積できません。何度もシュミレーションしながら、改善されていると思います。

給水だけでも渡すためのノウハウがあります。レースを滞らせないためにどのように渡せばいいか・・・・・
交通規制がかかっている道路をどのように横断させるか・・・・
様々なシーンを検証し、事故がないように綿密にマニュアルを作ってスタッフに徹底しているんだろうな、と走りながら、考えていました。

万博も長丁場、準備から制作、そして現場まで考えると、本当に壮大なイベントと言えます。
そんな壮大なイベントが大阪で7年後に開催されると考えると、やはりワクワクして来ますね。

画像に含まれている可能性があるもの:屋外

2025年・大阪万博決定しましたね。50年前のオリンピック・大阪万博の再来と言えそうです。当時私は小学校1年生、「月の石」を何度見に行ったことか・・・・その後、縁があって、イベント業界にお世話になり1990年の「国際花と緑の博覧会」では184日間仕事として会場で働きました。その当時の仕事仲間とは今だにお会いする関係です。
万博経験者が少なくなっている中で、そのノウハウを是非活かしたいものです。
また、大阪オリンピック招致の失敗で負の遺産と呼ばれてる「大阪湾岸地区」をしっかり活用・開発してほしい。

賛否両論ありますが、
2020年の東京オリンピックに続いて、関西を盛り上げていきたいものです。

これからどのような万博をデザインして行くか・・・・

楽しみになりました。

やっと、出張現場が終了しました。9月末の大分・山口10日間連続、そして10月の石川能登、島根松江・出雲の7日間と、現場もさることながら、企画作業・構成作業などデスクワークもこなしながらの出張なので、なかなかハードな感じでした。とは言え、事務所に居てても、それはあまり変わりませんが・・・・・

出張は、普段行かないであろう場所にも連れて行ってくれます。所謂観光地ではないような場所です。またそれもいろいろな発見があって面白いものです。

また、出張時の醍醐味は何と言ってもその土地の美味しいものに舌鼓をうつことですね。
父親の田舎である大分では、だんご汁、、、よく父親が作ってくれた、親父の味です。
島根では、しじみ汁と出雲蕎麦・・・・・・
この歳になると、そんな素朴な料理に惹かれます。

忙しさや現場疲れはありますが、見知らぬ土地で、美味いものを食べるのも、時にはいいものです。

島根はこの時期3年目になります。
縁があって、3年間、「神在月」に出雲の国に居られることは、何となく、心穏やかになれるものです。

インターネットのおかげで、大阪に居ながら、日本全国どこにでも繋がりますし、テレビ会議など移動は本番だけという仕事の仕方も変わってきています。
地元のスタッフと連携しながら、作り上げていきます。

そういう意味においては、ますます、日本が狭くなっています。

ただ、どこも人不足です。経験値のあるスタッフが少なくなっているのも事実です。
我々の業界だけではなく、どの業界も人不足をどう解消していくか、、、

デジタルとアナログの融合、人でしかできない仕事がある限り、出張はなくならないなぁ。
ますます、難しい仕事の経験値を上げていくことが、自分自身の盾になるはず・・・・
大阪に居ても、、、、気張るしかないなぁ