大阪・道頓堀を歩いていると、ここはアジアの町かと言いたくなるほど、中国、台湾、韓国、マレーシアなどの訪日アジア人が目立ちます。

もう、見慣れた光景です。関西経済を底上げしていることは確かなことで、考えたらありがたいことです。
まぁ、その恩恵にあずかっているわけではありませんが、なんかバブル時代の賑やかさを思い出します。

日本橋といえば、昔は「大阪の電気街」として有名な町、
今は秋葉原と並んで、アニメの町としてその姿を残していますが、その町の北東に「黒門市場」があります。堺筋と千日前通りが交差する一角に鮮魚などを扱う大阪の胃袋とも言われている市場商店街。
我々がそこに足を運ぶのは、歳末の頃くらいで、なかなか一般客は行かない場所でした。

しかし、ここ数年は爆買い訪日観光客でいっぱいです。
市場内の狭い通路が歩けないくらいの人の波です。
ことの外、その場で焼いた魚介類や肉、新鮮な刺身を歩きながら、食べ歩くスタイル。
さながら、お祭りの時の、屋台通りを楽しんでいるような風情です。

美味しいものをゆっくり座って味わうというよりは、忙しい旅の途中、歩きながら市場見学しながら美味しいものを味わうということでしょうか・・・

また、黒門市場もメニューは多言語対応で、休憩室を完備したり、トイレを設置したりと、受け入れ態勢もしっかりしているので、安心して訪れています。

東京では築地が人気ですし、京都の錦市場も訪日観光客で一杯のようです。

昔ながらの商店街に日本らしい息吹が感じられるのかもしれません。

大型ショッピングモールには個性が感じられない。
日本らしさは我々が忘れてしまったところにあるのかもしれません。訪日観光客の人々に逆に教えてもらっている気がします。

http://www.news-inc.com

株式会社ニューズさんの写真

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