先日、イベント業務管理士2級の試験を受験。
なんとか、合格、併せてイベント検定試験も合格しました。
私も、この業界で、ご飯を食べさせていただいて、既に34年近くになります。
そのころは、バブル全盛期で、その後博覧会ブームがあり、イベント花盛りともいえる時代が続きます。
しかし、平成の時代になり、バブルが崩壊、阪神淡路大震災などの自然災害が起こり、リーマンショックなどの
経済の破綻、またインターネット・携帯電話・スマートフォンの普及は生活のあり方を変えただけではなく、
様々な業種の衰退・滅亡すら招いています。
そんな急激な時代の大きなうねりの中、イベント業界も紆余曲折しながら発展進化してきました。
イベント業務管理士の試験は、平成7年から行われている
一般社団法人 日本イベント産業振興協会(JACE)が主催する資格試験です。
この資格制度は、
時代の変化に対応し、新たな時代を切り開きうるイベント・プロフェッショナル人材の育成であり、
そのためのスキル標準(職務知識・技能標準)の明確化と、中長期にわたる人材育成を考慮したキャリアパスの明示にあります。
(出典:JACEホームページ抜粋)
この資格制度ができる前までは、イベントに携わる人の基準が無かったのも確かです。
私自身も、20歳の頃からこの業界にお世話になり、その後9年のサラリーマン時代を経て、1995年に今の会社を創業し、24期目になりますが、その間、時代のうねりとともに、実に様々なことがありました。
イベント業界自体も、時代とともに、成熟し、変化している事も確かです。
ある意味で、やっと時代に追いつきつつある、ということかもしれません。
なので、改めてイベントを体系的に学び直すために、「イベント業務管理士」の試験を受けてみました。
この資格を持っているから仕事が増えるというわけでありませんが、体系的に、また論理的に「イベント業界」を理解し、その普及に務めるには非常にいい機会となったことは確かです。
漠然とイベントとは何か、勘と経験だけに頼ることで果たして良いのか、イベントに携わっている皆が一度そこをしっかり整理することは重要なことと考えます。
もちろん、理論だけで、現場の力をおざなりにするつもりはありませんが・・・・・

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