Category Archives: 業務実績

〔「三国志蜀書諸葛亮伝注」より。三国時代、司馬徽が蜀の諸葛孔明(しよかつこうめい)を伏竜にたとえ、鮴錘m元(ほうしげん)を鳳凰の雛(ひな)にたとえたことから〕

まだ世に知られていない大人物と有能な若者のたとえ。
臥竜(がりよう)鳳雛。
(出展:大辞林 第三版の解説)

この業界の仕組みは、ピラミッド型です。クライアントのやりたい要望に対して、多くは広告代理店がその要望を形作る。
その際に、各所のプロフェッショナルが、集合し、それぞれの得意分野を出し合いながら、総合的なプランにする。

「要望」次第で集められる集団も変わってくる。

そんな仕事を35年近くしていると、思わぬ出会いがあります。
例えば、「周年事業」のプランニングの際は、社史を作る印刷・また映像会社がプランしますし、記念品を製作する際は、ノベルティ会社がサンプルを用意する、式典をする際には、舞台施工、音響、照明、映像、舞台監督、舞台進行、などなど・・・・・
実に多彩なジャンルのプロたちが集まる。

「その要望」を作り上げるためのキャスティングは広告代理店の担当者の真骨頂だろう。まずは、どんな推進チームを作り上げるかは非常に重要なことです。
その後、内容の吟味、工程管理、予算管理、当然、安全管理もしながら、より良いものを作り上げる。

その推進チームに、時折いてるのが、先に述べた【伏竜鳳雛】です。
その時は、一介のサラリーマンですが、「光るもの」を感じる時があります。単なる優秀とかではない、「光るもの」
なかなか、そんな人間と出会うことは少ないですが、時折います。
そして、何年か経って、再会することがあります。
やはり、その光る奴は、活躍しています。引く手数多というやつです。
「こいつと一緒に仕事したい」と思わせる人間です。
僕は、そんな原石みたいな人間を見つけると、密かにこいつは、【伏竜鳳雛】やな、って思います。

そして最近、昔そう思っていた【伏竜鳳雛】と再会。
やはり、思った通り、出来る奴になっていました。
刺激をたくさん貰います。同じチームでできる喜びを感じるのも、この仕事の醍醐味であるのは間違いない。

今年で5回目となった服部緑地野外音楽堂での「ユメハネ」。

今年も天候に恵まれ、無事終了しました。毎年、陽射しが強く夏日を思わせるくらいの天気ですが、今年はいい感じで雲もあり、来場された皆さんにも心地良く観覧いただけたのではないでしょうか・・・・

毎月、実行委員会のメンバーが集まって、会議を行います。そういう意味では、一年を通じてこのイベント作りをしている感じです。とりわけ、kogakusyu翔のメンバーは企画から、出演者の選択、交渉、そして自らの出演、合同練習、 SNS・ラジオなどによる広報活動、裏方スタッフとの打合せ、などなど八面六臂の大活躍です。

私はそんな中、少しだけお手伝いをさせていただいています。
当然、まだまだ課題は山積していますが、5年続いていることに意味を感じます。

ユメハネの詳しい意図は下記のHPをご覧になっていただきたいのですが・・・・
https://kogakusyu.wixsite.com/yumehane

私も、この業界にお世話になって35年近くになり、それなりにいろいろなイベントをやらせていただき、また時代の流れとともに、新たな情報を掴みながら、進化していかないといけません。

そんな中、このユメハネは出演者だけではなく、司会者・裏方の音響・照明・進行・運営スタッフもプロと学生が共同作業をしています。
知識はまだまだですが、やる気は人一倍あります。彼等・彼女等からは、これから自分たちの知識を積み上げ将来なりたいスタッフの仕事に携われる喜びを感じます。
スポンジが水を吸収するように、仕込みからリハーサル、そして本番、撤去に至る中で、成長するのが、わかります。
最初は、言われるままだったのが、最後には自ら「こうしよう・ああしよう」を考えて動いています。

35年前に自分がガムシャラにこの業界を知ろうとしていた頃を思い出します。
「わからないことが、わからない」時代。
「わからないことが、わかる頃に抱いた恐怖感」
「必死なだけでは、成長がない」時代。

時ととも課題は山積し、悩みながらも、
それでも「幕は開く」

これから、きっと彼等・彼女等も大きな壁にぶち当たることだろうと思います。
けれども、このユメハネで気づいた「楽しさ・やり甲斐」は
心の原点として刻印されたのではないかと思います。

ユメハネは「心の原点」を思い出させてくれるイベントです。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上
自動代替テキストはありません。
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、群衆、バスケットボールコート

ユメハネフェス2018
いよいよ、4月30日本番です。幸い天気も良さそうです、皆さん是非お越しください。
出演者も、裏方も、プロと学生が一緒になって、共演します。

12:00スタート!

昨日、「足場の組立て等作業従事者」特別教育を受講してきました。その名の通り、足場を組み立てる方々向けの講義で6時間、テキストやビデオを見ながらの勉強です。
私は、直接足場を組むことはありませんが、全く関わりが無いわけでも無いことと、仕事仲間の友人からの勧めもあり、6時間みっちり勉強してきました。当然建築関連のことですので、知らないことばかりですし、実際にその場に私が立ち会うこともほとんどありません。
とは言え、仮設のステージを施工したり、音響や照明、映像機器などを設営管理する立場であることを考えると、あながち関係無いとはいえません。
我が国で1972年に安全と健康確保に向けての作業資格が初めてに定められました。その中に、「作業床の高さが5m以上の足場」については組立て・解体・変更作業が極めて危険作業である位置付けの元「足場作業主任者技能講習修了証」所持者が事業者の代理として、現場にて作業の進行状況を監視する職務が定められました。しかし、時代の移り変わりの中で、墜落災害が多発した背景の元、3年前の2015年7月1日に具体的な墜落防止措置を「作業床の高さ2m以上の足場とする」として法改正が施行されました。
最近は、マンション工事などとにかく、街中あちらこちらで高所工事が行われているのを見かけますが、そんなに墜落事故があるとはちょっと想像外でした。
また、労働災害防止に関する知識や関係法令などを知るにつけ、リスクアセスメントをすることは、どんな職場・現場でも非常に大切なことです。
事故を未然に防ぐために、何をするか自然災害だけではなく、人災も常に気の緩みから起こる可能性があります。
「まさか」が起こる前に、その対策を立てておきたいものです。

半年間の準備を経て、・・・・・・・・・

ツꀀ

~近畿大学入学式パフォーマンスユニット「KINDAI GIRLS」~
ファーストCDリリース2018年4月1日発売決定☆
つんく♂作詞作曲のオリジナル曲3曲を収録。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=a1Zfux9t5Ws

今年の楽曲は、つんく♂サウンドプロデュース
Free Your Imagination! KINDAI GIRLS
4月1日には、ファーストCDリリース
下記より、お聴きください。

世界中からたくさんの人たちが大阪に集まった、あの輝くような「大阪万博」が開催されたのは、小学校1年の時。アメリカ館の月の石を見るのに、何時間も並んだ記憶が今も鮮明に思い出される。
そして何よりも、日本国中が熱気に包まれていた、少年だった私の気持ちも高揚していた気がする。
縁があって、その後この業界にお世話になり、JapanEXPOと呼ばれる地方博覧会や、1990年の国際花と緑の博覧会でパビリオンの催事を担当させて頂いたりと、イベント業界で働く者としては本当に幸運なこと。
いろいろ、異論はあるけれども、
2025年に大阪に誘致決定してほしいものだ。
そして出来うるならば、長年この業界でお世話になったお返しをこの仕事に関わることでしたいと、切に願っているひとりである。

弊社もサポートさせていただいている「近畿大学入学式」
毎年、様々な取り組みを行っていますが、今年もこんなことを考えています。
是非、ご協力お願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/60975

ツꀀ

2018年2月1日、この日は会社の正月の日、今日から弊社の新会計年度がスタート。
24期目に入ります。今まで関わっていただいた、また今、関わっていただいている皆さんに感謝し、愚直に邁進して参ります。
今年度もよろしくお願いいたします。

自動代替テキストはありません。

縁があって、JTマーヴェラスのお仕事させていただいています。明日、明後日は大阪市中央体育館です。
是非、生の迫力ある試合をご覧下さい!!!
グッズも好評、発売中!!!!

https://www.jti.co.jp/knowledge/marvelous/index.html

2018年(平成30年)がスタートしました。

弊社は、昨日が仕事始めでしたが、私は毎年3日の日に出勤して、
「年賀状」を有難く拝見させていただき、私なりのその年の抱負を考えます。
事務所の机にむかって、「今年はどんな年になるだろう、どんな事が起こるだろう」そして自分自身どんな年にしたいかを自問自答します。
前年度の反省を踏まえて、シンプルな言葉に置き換えて、その年のコンセプトにする。毎年基本ベースは同じだけれども、その年の自分自身のキャッチフレーズのようなものでしょうか・・・・

日々の様々なことに、ついつい流されたり、迷ったり、戸惑ったりする自分を戒める、そんな想いです。

昨日4日は、大神神社へご登拝です。
毎月のルーティン行事の一つです。毎回結構キツイですが、そのキツさの中で気づくことがたくさんあります。いつも、コウベを垂れて謙虚になるために、登ります。

なので、実質、仕事始めは今日みたいなものです・・・・・・

本当に、様々な繋がりの連鎖のおかげで生かされている気がします。

今年も、どんな人と出会い、どんな仕事と出会い、どんな出来事が起こるのか、楽しみです。
私自身、チャレンジすべきことを、今年は形にしたいと思います。

感謝を忘れずに、
ブレずに、即行動を起こすべく、日々精進したいものです。

今年一年、関わりを持っていただける皆さま全てに幸せが訪れますように・・・・・・・・

怒涛の11月を乗り越えたと思いきや、師走ということもあるのかどうかわかりませんが、相変わらずの忙しさ。これが、利益として還元されるのであれば、会社としても満面の笑顔なんですが、なかなかそうは問屋が卸しません・・・・

とは言え、色々なプロジェクトに参加をさせていただいている事に感謝しないといけません。

特に最近は、「防災・減災」に関わるプロジェクトが多くなりました。阪神大震災以降、実に様々な災害が日本を襲っていることもその一因でしょうか・・・・
地震、津波、火山活動、豪雨・台風による土砂災害、大規模火災、など、また自然災害だけではなく、世界的な様々なテロの勃発、人災とも言えるものなど、決して安全な暮らしが約束されているわけではありません。そんな有事の際に、我々はどうすべきなのか、、、

私自身「防災士」に認定されていることもあり、いざという時に、公助は期待できないと考えています。機能しない可能性があるということです。
という事は、共助、自助がいかに大切かを考えます。

今、大地震が起こったらどこへ避難すべきか!
今、津波が発生したらどこへ逃げるべきか!

常に、非常時を想定しておく必要があります。

当然、各関係機関は厳しい訓練を行い、日々国民の安全を確保するために努力されています。

先日、消防士さんで結成されている緊急援助隊の皆さんの実訓練を見ると、本当にギリギリの状態を想定して訓練を行なっておられます。

消防だけではなく、自衛隊、海上保安庁、警察、インフラ復旧の、NTT、水道局、ガス会社、電力会社などなど、、、、

頭が下がる思いです。

そんな非常事態を想定しているにも拘らず、本当に起こった時に適切な対応ができるかどうか・・・・

東日本大震災のあの津波を見せられると、言葉が出ません。

先月縁があって、宮城県南三陸町に行く機会があり、その土地の方々と話をする機会がありました。
多くは語られませんでしたが、6年8ケ月経って、未だ復興途中である事実。

「災害は忘れた頃にやって来る」ではなく、
「災害は、忘れずに常にやって来る!」を心したいものです。

2017年も後わずか、心おだやかな一年を迎えられるように、
毎日、精一杯過ごしたいものです。

画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外
画像に含まれている可能性があるもの:空、海、屋外、水

2015年から始まった本イベントも、次回2018年で4回目を迎えます。(2018年2月3日・4日・10日・11日・12日 5日間)

新春の風物詩として親しまれている「長浜盆梅展」(2018年1月10日縲鰀3月11日)は昭和27年から続いている歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」です。
盆梅展の併催イベントとして始まった長浜梅酒祭りにも、是非たくさんの皆さんにお越しいただきたいものです。

順次、詳細をお伝えして参ります。

https://www.facebook.com/nagahamaumeshu/

 何度か、このブログにも書いていますが、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」に関西で生まれた企業40社によって結成された大輪会グループがパビリオンを出展。

「大輪会 水のファンタジアム」

世界初のコンピューター制御されたウォーターショーです。
183日間に及ぶ長期間イベントです。
私は、催事担当ディレクターとして、そのパビリオンの事務局に常駐勤務、準備期間含めて、半年以上の出向状態です。
当時、参加企業から出向された方々と一緒に過ごすことになります。

4月の開幕直後から、我々のパビリオンのメインのショーはお陰様で、1位・2位を争うくらいの人気を博します。
私の担当の催事はそんな人気パビリオンだからこその悩みを解決するためのポジションです。
「待ち客対策」イベントをするというミッションです。
当時は、入館に際して、「整理券」を配布していました。
その「整理券」をもらうために並んでいるお客さんに、「待っていることを忘れるようなイベント」を実施するのです。沢山の人でごった返す、会場内において歩くだけで疲れるのに、パビリオンに入館するためにまた並んで、整理券を入手する、お客さんにとっては、ストレスの溜まることです。
我々のコンセプトの一つでもある「おもてなし」の気持ちをどう表現し、お客さんに、和んでいただくか、・・・・
随分悩んだものです。

ちょうど、イベントスペースが円形庭園風になっていましたので、そこで、オペラの独唱や、ピアノ演奏や、ジャズなどの音楽イベントを開催。またキャラクターのてんまくんの着ぐるみとのジャンケン大会。暑い夏には、会員企業の大塚製薬さん提供のポカリスエットなどの清涼飲料水をサービスなど・・・・
実に様々な大小のイベントを実施しました。
そしてそのイベントの目的はお客様へのおもてなし。暑い中、雨の日も、風の日も、整理券を受け取っていただくために、待っていただいた方々への感謝のイベントです。

人気パビリオンの宿命ですが、定員は限りあります。全てのお客様にご入場いただくことは、物理的に不可能です。我々にとっては、183日間という長丁場であっても、お客さんにとっては、『大切な花博の一日』です。

私のポジションだけではなく、このパビリオンが出展されると決まってからの、館長、副館長、広報担当、VIP担当などの事務局スタッフ、運営、警備、清掃、パントリー、そして最前線でおもてなしを尽くしたコンパニオンのみんな。
実に様々なポジションのスタッフが力を合わせて、同じ方向を向いていたからこそ、人気パビリオンであり続けたのではないかと思います。

あれから、27年、残念ながら、この間にお亡くなりになった方々もいます。改めてご冥福をお祈り致します。

この同窓会は、2000年までは、毎年(その後、隔年)開催されています。私は、30数年この業界にいますが、それほど続いている同窓会はありません、

そして、国際博覧会のような大きなイベントも少なくなりました。個人的には、2025年に大阪で再び国際博が開かれることを期待しています。

単なるイベントではなく、その時は、この奇跡の同窓会ができるような素敵なパビリオンにしたいと密かに、期待しています。

http://www.news-inc.com

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