Monthly Archives: 12月 2020

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新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年。
振り返るのが辛いくらい世界中を、未曾有の危機に陥れています。
今なお、その脅威が衰えることがありません。
なんとか、新しい年に、希望の扉が開くことを祈るしかありません。
一人一人ができることをしっかりするしかないのかもしれません。
イベント業界も、様々な制約を強いられています。
過去の成功体験が通じない時代と言えるでしょう。
新しいイベント様式を構築し、その価値を伝えていかなければなりません。
思えば、この業界は、常に世の中の流れに翻弄され続けています。
景気の停滞、阪神淡路大震災・東日本大地震などの自然災害など、決して楽観視できる状況が続いたことがありません。その都度、変化対応し、進化し続けている。
しかしながら、本質的なところは全く変わっていないと思います。
プロモーションイベントという手法を使って、消費者であるエンドユーザーに何を伝えるか、
そこがブレない限りこの業界は存続し続けると信じます。
良きも悪きも、全てひっくるめて経験値というエネルギーに変わると思います。
来年2021年は、新しい力が漲って、今以上のパワーを持って表現できると思います。
我々自身の取り組みが問われる年となるような気がします。
いかに、より高いフェーズに脱皮できるか、そこが勝負のような気がします。
Go to トラベルも全国一斉停止となり、年末年始の人の動きをなんとか封じ込めようという感じ、イートの方も時短営業などクリスマス年末年始と忘年会・新年会どころじゃない、まさに、正念場と言えるかもしれない。
新型コロナが全世界を席巻して1年近く、欧米諸国は言わずもがな、世界中で未だ収束は程遠いと言わざる得ない、ワクチンの接種も始まっているようだが、安全性が問われながらのものだけに、100%安心かというと、疑問符がつかざる得ない。
イベント業界は、相も変わらず「たくさんの人が集まることは良しとしない」中、
ソーシャルディスタンスを取りながら、換気の徹底、マスク着用、検温、消毒、兎に角、今できる対策を最大限講じながら、最小限の集客と、オンラインの併用でやっているのが現実ではないだろうか・・・・
飛沫感染を防ぐという意味においてイベントそのものも、その手法に工夫がなされてきているのは感じる。「正しく恐れながら」できることをやる。
実は、年度末(2021年3月)に向けて、確保している予算があるせいか結構コンペティションが重なっている。実行日程が年度内案件。
観光、飲食業界が大きくマスコミを賑わせているけれども、エンタメ、イベント業界はその補償すらない中で必死に耐えているのが実情だろう。
特に、ノウハウをもった人材がこの業界を離れていくことが1番の損失であり、一長一短にノウハウを取得できる業界でもない。
実力で淘汰されるのではなく、仕事がない中で淘汰されるのはちょっと理不尽な気がする。
関西においては、2025年の大阪・関西万博が開催されることを考えると、そのような人材の損失は致命的である。
新型コロナが終息しない中、なんとか小さくとも生き延びる方策を考えて戴きたいものだ。
早く、未来を明るくライトアップして欲しいものだ。
どこの業界も、人材は宝である。

師走になりました。

あっという間の2020年という感じです。

 

2月頃より、大阪からインバウンドが少しずつ消えて行き、

ダイヤモンドプリンセス号の新型コロナ騒動を、どこか他人事のように思っていたら、

あれよあれよという間に、日本のみならず、全世界が新型コロナ騒動に巻き込まれ、

様々な業種、業界が感染拡大のターゲットにされ、いつしか緊急事態宣言で街からも人が消えたのは、4月の上旬。

その後、感染者数に一喜一憂しながら、後手後手の政策に振り回されながらも、

「もう間も無く、騒動も収まるだろう・・・」と思いつつ、気がつけば、第3波に右往左往する始末。

Go Toが悪者扱いされ、それでもなお感染者は増える一方。

 

12月の今になっても、不安は増強するばかり、、、、誰がこれほど長く、コロナ騒動を予想しただろう。

本格的な冬到来を前に、止まらぬ感染数。

経済活動を動かしながらとは言え、この状況では、その経済も簡単には回らないもどかしさ。

 

ウイズコロナとか、新しい生活様式とか、、、、

 

新型コロナを経験した今、また治療薬やワクチンが開発中の状況下で、元の生活に戻るのは難しいだろう。

今までの常識を忘れ去り、新たな常識を構築し、慣れていかなくてはいけないのだろう。

 

我々イベント業界も、今までのやり方をリセットせざる得ない。

参加者はもとより、スタッフもコロナ対策の徹底を行い、演出もソーシャルディスタンスなどを確保しながらとなる。

また、リアルに観客を呼ぶだけではなく、オンラインで配信するハイブリッド仕様のイベント構築。

しかしながら、オンラインの環境整備、配信側と受信側のインターネットリテラシーの問題など、

手探り状態が続く中、「新しいイベント様式」を模索せざる得ない。

 

なので、全ての業種、業界において、まさしくコペルニクス的転回と言っても過言では無いだろう。

その分、手間隙がかかるし、新たに積み上げて行かざる得ない。

そう考えると、今までの壁が打破されて新しい壁を創造するチャンスとも言えるかもしれない。

この変革期に、いかに我々自身が変革し対応力を付けていくかが問われているのかも知れない。