このコマーシャルを知っている人は多いのではないでしょうか?

今から20数年前にテレビで流されていたカップヌードルのCMです。この「Hungry?」シリーズはカンヌ国際広告賞のグランプリを受賞しています。

我々大阪のイベント会社は、この会社・日清食品さんとは、なんらかの形でお手伝いしているはずです。
私も随分前になりますが、「ラーメン記念日」「静岡工場竣工式」などのイベントをお手伝いさせていただきました。

チキンラーメンに続いて、このカップヌードルはまさしく、国民食、いや地球食と言っても過言ではありません。
災害時の非常食など、このカップ麺の果たした役割は単なる食に止まらないところが凄い事だと思います。

このカップヌードルが日本において発売されたのが、1971年の今日9月18日です。

2011年時点で世界80カ国で発売され、発売以降の累計販売数は310億食を突破し、日本国内の累積販売数は2011年7月に200億食を超えたそうです。(出典:ウィキペディア)

そして、この会社の創業者であり、チキンラーメン・カップヌードルの開発者である、安藤百福さん、8年前2007年にお亡くなりになりましたが、私もその当時、京セラドーム大阪で行われた社葬に参列させていただきました。

その時に知った言葉が、「成業在天」。
氏の平成19年の年頭所感だったそうです。

「業を企てるのは人であるが、一方で業を成すは天にある」

そして、何よりも驚いたのは、創業が氏の46歳の時だそうです。チキンラーメンが発売された時48歳、カップヌードルは61歳。

人生に遅すぎるということはない。
50歳でも60歳でも新しい出発はある、と言われてたそうです。

年齢、組織とは無関係に、「いつでもどこでも」簡単に食べられるカップヌードル開発への想いは、きっと人類の幸せが根底にあった起業家精神であったんだろう、と思います。

今もなお、世界で愛されるカップヌードル。

本当は「Hungry?」と言わなくても良いような、人類が皆お腹いっぱいで豊かな生活を夢見ておられたのかもしれません。

株式会社ニューズさんの写真

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