今日、2年ぶりに「大輪会・水のファンタジアム」の同窓会に参加しました。

1990年鶴見緑地で開催された、国際花と緑の博覧会の出展パビリオンの同窓会です。
実に183日間の長きに渡り、苦労を共にしてきた事務局・コンパニオンの皆んなが会する場です。

 この同窓会の凄いところは1990年以降毎年開催され(2000年以降は隔年開催)毎回30名以上の参加があるということです。
引越ししたり、転勤したりの世の中で、この日の為に遠方からも参加される方もいます。

イベントとは得てして、一期一会なものです。
その期間は結構熱くなるのですが、終わってしまうと、案外「祭りの後」のように気が抜けてしまいがちです。
そしていい思い出が残る。私もいくつものイベントを手がけてきましたが、それがある意味普通です。
イベントとは、お客様にとっても、スタッフにとっても非日常です。
だから楽しいものなのかもしれません。
なので、イベントが終わると皆んな日常に戻ります。それぞれの人生に戻ります。

25年ぶりに花博跡地を訪れると、そこはきれいな公園へと様変わりしています。当然、あの熱狂したパビリオン群は姿形もありません。“夢の世界”です。

四半世紀の時の流れはそれぞれの人生に様々な日常があったと思います。
結婚、出産、出会い、別れ、転勤など。
スタッフの数だけそれぞれの人生があります。
残念ながらお亡くなりになったなった方もいます。
心よりご冥福をお祈りします。
一緒に頑張った仲間がいないことは寂しいものです。
けれども、それは絶対に抗うことのできない事実です。
だからこそ、6ケ月もの間一緒に暮らした仲間を思うんだと思います。

単に楽しかっただけではない、「それぞれの、非日常」があったんだと思います。

そして、この「奇跡の同窓会」には「それぞれの非日常」を思い出す力があります。自分自身が頑張っていた頃、輝いていた頃、やりきった充実感・・・・

今日も最後に笑顔で、皆んなと2年後の再会を期しました。

25年前の素敵な花博のイベントは終わってしまいましたが、その後 “その種” が「奇跡の同窓会」というイベントを咲かせ続けています。
あの時のそれぞれの思いが、今、大輪ではないですが、それぞれの心の中に咲き誇っています。

また、2年後、笑顔で皆んなに会いたいものです。

25年前の出会いに感謝、です。

Thsnks for ALL.

株式会社ニューズさんの写真

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