8年前に、初めて受講した『普通救命講習Ⅰ』
呼吸や心臓が止まったときに大切な「AEDの使い方」を含む心肺蘇生法を学ぶ講習で、主に成人に対する処置の方法を学びます。
基本中の基本です。
しかし、幸いというか、実際の生活の場で私がその経験を活かすことは、今までまだありません。
 月日が経つと、すっかりその講習で学んだことを忘れてしまったので、昨日8年ぶりに消防署で講習を受けてきました。
実際に冊子を元に、講義があり、その後実演です。
人形を相手にその実際を経験します。
1・・・意識があるか、呼びかけます。
2・・・周りの人に助けを求めて、救急車、AEDの手配をお願いします。
3・・・実際に息をしているかどうかを確認します。
4・・・胸骨圧迫そして、気道確保して人工呼吸
5・・・AEDが到着すればすぐにAEDを。
日本では毎年約6万人の人が突然心臓が止まって亡くなっているそうです。側にいる人が応急手当を行なっていれば助かる命も増えるはずです。
 しかし実際、人形相手であっても、胸骨圧迫の場所がわかりにくかったりしますし、本当にそのような場に居合わせた時に、自分は応急手当ができるのだろうか・・と考えてしまいます。
 理屈では理解していることでも、いざという時に本当に行動できるのかどうか、自信がないのが、正直な気持ちです。
救急車が到着するまでの時間が約8分と言われているそうです。なので、その8分の間にできること、最善を尽くすこと、難しいことではないと思いつつ、その勇気があるのだろうか・・・
技術的なこととか、専門的な知識以上に日頃からの心掛けといざという時の勇気が必要な気がします。
いつ、何時、そのような場に居合わせるかわかりません。
心したいものです。

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