昨日は2年ぶりの、京都マラソン。

何とか、完走できました。沿道の声援のおかげです。

 16000人弱のランナーが古都・京都を駈け抜けました。
私も2年ぶりに満喫したマラソンです。

ちょっと、いやらしい話になりますが、参加料12000円で、16000人。凄い収入ですね。
後スポンサー料などを考えると、実に経費のかかるイベントであるということです。

広報計画、交通規制の周知徹底。
そして実施計画が練られて、ランナーエントリー受付、参加書類などの郵送。前々日からの受付場所の設営、そして当日の受付、荷物管理からゴールへの郵送。警備スタッフの配置計画。警察・消防などとの調整。緊急体制。ゴール地点のランナーと、応援する人々の整理誘導などなど。
マラソンのコースだけではない運営上の問題解決。
実に様々な業務が重なりそれを含めた総指揮をすることは大変なことです。それなりの経費がかかることは理解できます。

一方、それだけの人々が集まるということは経済効果も凄いものがあります。全国からランナーそして応援団が集まります。前々日からエントリー受付が始まります。ということは、最低前日入りです。京都近郊の方は通えますが、そうじゃない方々は宿泊の確保から始まります。当然、食事も京都でしますので、その移動(地下鉄、バス、タクシー)にもお金を使います。京都には銭湯が多いせいか、「銭湯マップ」なるものがあります。走った後に、京都中の銭湯は人でいっぱいになります。
せっかくなので、京都の観光めぐりをする方々もいます。
冬の京都はその他の季節に比べると観光客も少ない方ですから、「京都マラソン」の経済効果は地元には有難いイベントのひとつと言えるのではないでしょうか・・・

逆に交通規制などで地元の方々にご迷惑をかけている側面もあるとは思います。この種のイベントが全て肯定されるのも、考えものではあります。
課題はそれなりにたくさんありますが、年に1度の機会です。
いちランナーとして、普段走ることのできない場所を、走る機会があることに感謝です。
実に多くの方々が携わっているこのようなイベントをできるだけ、迷惑の少ない状態で続いてくれることを願っています。

縁があって、抽選に当たって京都マラソン2回走りましたが、できれば、大阪・神戸・奈良と走ってみたいものです。

42.195kmは自問自答の長い道程ですが、再度チャレンジしたいと、思います。

http://www.news-inc.com

株式会社ニューズさんの写真

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