花博が終わって、代理店の方々との信頼関係も厚くなり、その後は、某シャッターメーカーの展示会の企画、工場の竣工記念式典、本社竣工記念や、某自動車メーカーのショールーム開設企画、など・・・・・会社としては、順調に仕事をこなす日々が続いていました。

が、

世間はそうではありませんでした、博覧会ブームも去り、バブル崩壊で、どの業界も迷走し始めていました。

我々の業界も、ご多分に漏れず、徐々に仕事が減少していきます。そうすると、どうなるか・・・・やはり仕事の取り合いになります。企画力だけではなく、予算も下がります。余裕がなくなってきます。

博覧会が開催されると、雨後の筍のごとく、小さな会社ができますが、博覧会が終わると、バブルが弾けるようにそんな会社も雲散霧消していきます。逆に言うと、業界的に会社を作りやすく、また無くしやすいと言えるかもしれません。

ある意味個人でもできる業界でもあります。

また、その頃は一般的にインターネット普及前夜のような状況でしたが、・・・・

インターネットの普及が世界の構造を変えたのは、今や当たり前ですが・・・・

その時には、これほど業界そのものの構造が変わるとは思ってもみなかったですね。

そんなインターネット普及前夜の1994年11月に私にとっての転機が訪れます。

 

まぁ、今思うと、晴天の霹靂でした。

 

インターネット普及前夜は、ニューズ誕生前夜でもあります。(続)

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