東京から、20歳ほど若い、美術プランナーの方が来社されて色々話をしました。何度か一緒に仕事をして、“また一緒に仕事がしたいな”、と思わせる方です。

結婚して、一旦は退職を考えたそうですが、取引先の方々や社の上司からの引き止めにあって、恩返しのつもりでもう少し頑張ってみるとのこと。

さもありなん、かなと。

その時に、ふと「また一緒に仕事をしたい人」とはどんな人だろう?と・・・
特にこれは取引先ではなく、協力会社を選択する時のこと。
その選択基準はなんだろうか?

長い業界人生において、様々な方々にお世話になっているのも確かなことで・・・

が、しかし、常に世の中動いている中で、如何に鮮度を高めて、高品質な作品を納品出来るかが問われています。

イベントも同じです。

そんな中、20歳若いプランナーと話をしながら、気づいたのは、ある課題に「いくつ解決策を持っているか!」それを沢山持っている人と、また次も一緒に仕事をしたい、と思う、そんなことを口走っていました。

「なんでもします」とか、「なんでも言ってください」という営業は沢山いますが、大抵「なんでもします」は「なにもできない」に等しいと感じます。

課題に対して、予算、期限、品質、流行など、様々な観点から、
「この予算だったら、こんな方法があります。」
「この期間内であれば、こんな考え方もできます」

常に、答えを数個持っていること、これが重要な気がします。
常に、課題、問題点、予算、期限、取引先等が違う中で最良の方法、最良の作品を提供しようとする意欲、それが大事。

「できません」「聞いてません」「やりません」は言わずもがな、ですが、

「なんでもできます」「なんでも聞きます」「なんでもやります」はある種、ペテン師ぽくってなんとも信用できないですね。

若い優秀なプランナーとの四方山話をしながら、

「次も一緒に仕事がしたいな、と思われる為に俺も努力しないといけない」と感じたひと時でした。

 

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