23年ぶりのリーグ優勝を目指す、広島東洋カープ。
毎年「鯉のぼりの季節まで」と揶揄されていましたが、今年はちょっと違うぞ!とばかりに、開幕から快進撃。
交流戦に入って、4連敗、そして大型9連敗と、その勢い以上の急ブレーキでしたが、交流戦最後は5連勝と、その勢いを盛り返しつつ、ペナントレース再開を待つばかりとなっています。

この快進撃を支えているのは、何と言っても全国各地の「カープ女子」と言っても差し支えないでしょう。
交通費は球団持ちの首都圏在住女子の「カープ応援ツアー」や
カープ女子が開発した「プリッツ」その他様々なアイテムが商品化がされています。

ただ、このような試みは今に始まったことではなく、10年ほど前からです。

球界再編に揺れた2004年、そして2005年からは入場者数をそれまでの概算ではなく実数を公表するようになったそうです。

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このため、セ・リーグでは1試合あたり04年の3万3261人から05年は2万6650人に、パ・リーグでは2万6800人から2万226人に激減した。昨年の入場者数は、セ・リーグで2万8245人(ピークは09年の2万9380人)、パ・リーグで2万2790人(過去最高)だった。パ・リーグは過去最高を記録したものの、6年連続で2万2000人台とまったくの横ばい状態が続いている。(日経新聞Web版より)
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そんな状況化で、新しい顧客開拓として、女性に球場に来てもらおうという試みが始まったようです。

トイレの配置や美化、カップルシートの増設、分煙化、団体での観戦等、ともすれば、おじさんばかりの優遇施設を改善し、より来たくなる球場の整備。

そして、イケメン、スイーツ、ネイル、ファッション等野球と直接関係がないけれども、女性が楽しめるコンテンツを増やしていく努力。

関係各所の弛まぬ努力が実を結んだ結果と言えますね。

まだまだ、改善の余地はありますが、

「カープ女子」が増えた一因はこれらの要素が大きく寄与していることは確かです。

そして、本当のファンになっていただくためには、「選手たち」のプレーです。
勝っても、負けても、プロとして「感動」を与えてくれるような試合をし続ければ、キットこの「カープ女子」は、にわかファンではなく、
本当の「カープ大好き女子」になってくれると思います。

カープが強くなれば、ますます、経済効果も上がっていきます。

株式会社ニューズさんの写真
株式会社ニューズさんの写真

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