27年前・1989年の今日、まさしく「平成時代」がスタートしました。

1月7日の昭和天皇の崩御を受け、臨時閣議で次の元号が「平成」となり、8日から新しい元号が始まったのです。

私は、社会人2年目のまだまだペーペーの頃です。
今でも思えているのは、バブル全盛期で仕事は断るほどあった頃ですが、ほとんどのイベントが中止もしくは延期になり、世の中全体が喪に服しているような状態でした。

バブルでブレーキもかけずに走っていた車が急に止まらざる得ないような、そんな感じです。
その後、私自身も業界は同じですが、会社を代わり、平成時代とともに、バブルが弾け、ギラギラな世の中が徐々に息苦しいものになったような気がしました。
銀行による貸し剥がしなどとともに、不良債権処理など暗澹とした時代が続きます。
今思い返せば、バブル自体が異常なので、その後の反動はまともな世の中に戻ろうとする時代の要請だっととも言えます。

バブル崩壊から、アメリカ同時多発テロ、リーマンショックによる世界金融危機、阪神大震災・東日本大震災など、度重なる自然災害。
インターネットの大波による経済構造の大変化。蔓延するいじめなどの教育現場の混乱と陰湿化、ISなどによるテロの日常化。
平成時代を形作る様々な事象。

単純化はできないですが、実に様々なことが絡み合い、その原因・結果をわかりにくくしています。

決して過去を振り返り美化するつもりはありませんが、やはり昭和はどうだったろうと比べてしまいます。

第二次世界大戦による傷跡は、今なお、多くの方々の心のなかにあります。今なお癒されていない。

時代が移ろい、昭和が平成に変われども、次から次へと起こる課題。

豊かなそして穏やかな暮らしを誰もが求めているはずなのに、無くならない争いごと。
今世界で起こっている事どもに対して、
我々日本人として何ができるのか、もう一度足元を見つめてみることが必要なのかもしれません。

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株式会社ニューズさんの写真

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