Category Archives: 閑話休題

アベノミクスが、成功か、失敗か、はたまた道半ばなのか・・・・参議院選挙公示を明後日に控え本格的な選挙の夏が始まります。東京都では、都知事辞任に伴う、新知事の候補選びが過熱してきています。

とはいえ、我々のような零細企業はどんな形でも景気が上向きになってほしいと願うばかりです。

そんな折、最近弊社のホームページを見て、電話やメールがあります。
それは、「周年事業」の打診です。それぞれの会社に創業年度があり、それぞれに節目の周年があり、そのタイミングで周年事業を企画してい。
しかしながら周年といえば、10周年とか、30周年とか、50周年・・・・
毎年やっているわけでもないので、何から手をつけていいのかわからない。そんなご担当者からの依頼です。まぁ、半分くらいは冷やかしっぽいですが、実は本当に悩んで知る方が多い。
会場の手配はできてもその後はどう進めていけばいいのかわからない、いくら位予算がかかるのかもわからない・・・・

そういえば、先日は大手のデータベース会社から連絡があり、「その周年を迎える会社」のデータを手にいれないか、という打診。来年に周年を迎える会社のデータです。
非常に興味をそそられましたが、そのデータをどう活かすかのビジョンがないと宝の持ち腐れなので、そのままになっていますが・・・・

思えば、周年とは会社の誕生日ですね。20年なら、成人式みたいなものです。そのような「晴れの日」をどのように祝うのか、、、
会社の個性が問われますね。
正解は100社あれば100通り・・・・
そのお手伝いが出来れば本望です。

困ったらお気軽にご相談ください。

 
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 月日が過ぎるのは早いものです。
今日から、6月・衣替えの日であります。
昨今、温暖化のせいもあり、クールビスが一般化したせいか、
ラフな格好が当たり前になってきています。
 また、陰暦6月の異称でもあります。
梅雨の時期なのに、水の無い月と書きます・・・・
諸説ありますが、水無月の「無」は、連体助詞で「の」の意味で、水の月と言えます。
まさしく、田んぼに水を引く月です。
また旧暦を現在の暦に照らし合わせると、7月上旬から8月上旬頃になり、真夏の暑い時期で深山の水まで枯れ尽くすことから、水が無い時期とも言えます。
 月日とともに、言葉の意味合いも少しずつ変わってきていることも確かです。
 都会にいると、自然や、季節を感じにくいですが、時折、そんな言葉に込められた意味を感じながら、季節の移ろいを噛みしめるのも、良いものですね。
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あっという間にゴールデンウェークも終了して、昨日からは世間も“日常生活”に戻っています。

もっと、このような休みが日常化すると良いのにと思います。
当然生活レベルが落ちないことを前提にしていますが・・・・
そうすれば、コンサートや芝居や美術館などへ、足を運んだり、アウトドアライフを満喫したり、日常の余裕の無さを、リセットできるような気がします。

なんとなく、ここ最近の日本の状況は余裕の無さを感じざるえないです。

ネットによる誹謗中傷など、その激しさは目を・耳を覆いたくなるような感じです。
他人の失敗や、過ちをこれでもかと叩くその状況はなんとも余裕の無さが関係しているような気がしてなりません。

音楽を聴いいたり、アートを鑑賞したり、自然と戯れたりすることでそのようなことが解消されるとは思いませんが、
「他人の失敗・過ち」を許せない心の狭さはいかがなものでしょうか・・・・
ふと、自分の50数年間を思い返すと、失敗だらけです。
その度に先輩や、友人や家族に支えられてた気がします。

 

話は変わりますが、毎年GW前に「ユメハネフェス」という野外イベントを開催しています。
今年で3年目です。服部緑地野外音楽堂で、プロのミュージシャン・アーティストと、学生(中高生)とのコラボイベントです。

それぞれの夢に羽をつけて飛び立つ、そんなきっかけにしたい、とkogakusyu翔というアーティストが企画しているイベントです。私も昨年からその制作を手伝っています。

「夢」を持とう、「夢」を目指そう、「夢」を叶えよう、そんな言葉を言うことすらはばかれるような昨今、敢えてそこを愚直なまでに追い求める、熱いイベントです。

ココロに、余裕を少し持てたら、「他人の失敗」を許すこともできるんじゃないか、許す勇気って結構根性がいる気がします。

誰も失敗なんてしたくない、でも何度も挫けてしまいそうになる。そんな時、このイベントで伝えることがあるのでは、そんな想いで続けています。
今年はユメハネのテーマソングでフィナーレでした。
「トビラ」という曲です。

http://kogakusyu.wix.com/yumehane#!blank-1/t35zg

少しでも、優しい世の中になれば、と思います。
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色々、物議を醸した東京五輪エンブレムも、最終候補4作品から、「組市松紋」に決定しました。

当然賛否両論ありますが、是非国際イベント東京五輪を成功に導いて欲しいものです。

 五輪と共に、大きなイベントと言えば、「万国博覧会」です。大阪に暮らしていますので、その栄光の「太陽の塔」はなくてはならない、シンボルです。

思えば1970年、私は小学1年生になったばかりです。
しかし、世の中全体がワクワクしていたような記憶があります。会ったこともない親戚の人々が、家に泊まりにやってきたのを思い出します。今思えば泊まるホテルが無かったせいで、遠い親戚っぽい人まで泊まりに来ていたんだと思います。
なんせ、6400万人を超える人々がその博覧会に入場したんですから・・・・

そんな46年前の熱気を感じられる施設が万博跡地にあります。「EXPO’70パビリオン」です。
当時の出展施設・鉄鋼館に資料・写真・映像などが公開されています。

前から気になっていたので、昨日やっと行くことができました。往時の雰囲気は覚えていますが、なんせ小学1年ですから、その思い出は、後のテレビなどの記憶とシンクロしているんでしょう。
そして、その当時の出展物などを改めて省みる時、未来への萌芽が感じられます。
カラーテレビがやっと普及し始めようという時、スペースシアターでは、何十というスピーカーとムービングライト、レーザー光線が織りなすショーが展開されています。
今の業界では当たり前ですが、当時は画期的なことだったと思います。46年の月日を経て、様々な技術的な進歩を遂げています。

そんな技術的な進歩と裏腹に、人類の調和はいかがでしょう・・・・
地球規模で言うと、今なお、争いは収まらず、テロの恐怖は蔓延化しています。

また、ここ最近はネットでの誹謗中傷も激しさを増している気がします。人間誰しも失敗はあります、がその失敗から反省をし、立ち直ろうとする人にさえ、なおバッシングを
繰り返す愚。
人への思いやりや優しさ、許すことの勇気。何か人間として忘れていることがあるのではないだろうか・・・

弱き者を徹底的にバッシングするよりは、もっと目を向けて監視しなければならないものがあるはずです。

人類の進歩と調和、46年も月日が流れて、いったい我々は何を得、何を失ったのか、今一度思いを馳せる必要がある気がします。

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 スマホに現れる「News Digest」に地震速報が流れるたびに、「もう勘弁してくれよ」と心の中で叫んでいる。

テレビをつけると、地震速報とともに、各地の被害状況を映し出される。
一方で、支援物資が届かない、ライフラインが断絶され、トイレ、風呂、飲み水不足、停電家屋など、一向に改善されない、道路が塞がれ、孤立状況の被災地。

 21年前には、倒壊したビルや高速道路、火に包まれた神戸の町。5年前には津波にのまれる東北の家屋。
そして、熊本・大分を襲った地震。

”自然災害は忘れた頃にやってくる”ではなく、
”忘れていないけれどもやってくる”
ただし、日本国中、どこにやってくるかわからない。
どこにでも自然災害いはやってくる、ということ。

仕事で、大規模地震・津波防災訓練などに、ここ数年携わっている、本当に国土交通省始め、自衛隊、海上保安庁、消防、警察、赤十字そして民間のインフラ会社も「非常時」を想定して訓練をしています。

しかし、今の熊本・大分の物資輸送支援が滞っている状況などを鑑みると、やはり訓練ではわからない想定外の状況への対処が問われています。

被害の状況把握の徹底、それにより、救助の手段・方法の選択。避難後の生活への支援、そして緊急物資輸送とその手立て・・・・

日頃想定しているはずなのに、もどかしい。
情報を把握し、その上で、陸・空・海をどのように活用し、物資を輸送し、避難している方々のところまで運ぶか。その状況ごとに変わってきます。

まだまだ、今もなお震度情報が入り、被災が続いている。
避難している方々の疲労度、不安などを考えると、辛くなる。

一体我々に何ができるというのか、21年前の神戸、5年前の東北、そして今回の熊本・大分地震。

日常が、アッという間に、非日常に晒される恐怖。
今はただ、祈るしかないのか・・・・

改めて、日常の暮らしをしっかりと生きなければならない。
ただ、ひたむきに愚直なまでに生きなければならない。

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 一食入魂は、あの“くまモン”の生みの親、

小山薫堂さんの随筆のタイトルです。
まぁ、一食に想いを込めるという意味では、私も人後に落ちないつもりです。

若いころ博覧会で、6ケ月パビリオンに詰めていたころ、昼食、夕食ずっと弁当だった頃のトラウマでしょうか。自ら、弁当を買って食べようと思わない。その後、一時、冷えたお弁当を見るだけで、食欲を失くしたことを思い出します。

そんなことなので、時間が許す限り、食にはこだわりたいと思っています。
あと、何年生きるかどうかわかりませんが、一日、5食も6食も食べれないことを考えると、ちょっとそこは譲れない欲望のひとつ、です。(笑)
大きなプロジェクトが終わって久しぶりにゆっくり会社の近くでのランチ。
前から気になっていたうどん屋さんに昨日行ってきました。
この辺りは、オフィス街で、ランチ激戦区です。サラリーマン相手に、安い店がしのぎを削っています。
当然うどん屋さんも、立ち食いから、量で勝負している店、安い値段、とにかくお昼時を制する為にどこも頑張っています。

そして、昨日の店、オープンして4ヶ月だそうですが、少し趣が違います。
女性客ばかり、です。確かに内装、器がCafeみたいなおしゃれな感じです。うどん自体もモチモチで、出汁も美味しい。
この界隈のランチ激戦区で異色のうどん屋さんです。

おそらく、事前にマーケティング調査を相当された気がします。単価は少し高め、ターゲットは女性同士で行ける「ウドン」屋さん。
逆に言うと、サラリーマンのオヤジはノンターゲット。少々値がはっても、オシャレにウドンランチを食べられる、ということで女性に人気なんだと思われます。

人がたくさん集まる場所はそれだけ、チャンスでもありますが、その分レッドオーシャンです。過当競争に見舞われるということ。
そこで、ターゲットをしっかり絞って、戦略を練る。
No.1を目指す為に、様々なことを削ぎ落とします。
それを、ドリル戦略・Only.1戦略と言います。

情報化の今の世の中でいかに勝ち残っていくか、総花的な戦略では勝てません。
あなたにしか頼めない、その店にしかない、
そんなOnly.1を目指すべきなんだと考えます。

たかが、ランチされどランチ。

久しぶりにマーケティングの極意に触れた気がします。

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 昨日は、すごい風と、雨で交通機関にも影響があったようですね。

私は事務所で報告書作成と、本番映像をチェックしてましたので、かえってのんびり仕事ができましたが・・・

 今朝も大阪城周辺を、日課のランニングで走ってきましたが、昨日の「春の嵐」のせいで、満開の桜が残念ながら、半分くらい散っていました。
桜はとてもきれいな花ですが、なぜか儚さを感じるのは、満開の花があっという間に散ってしまうからでしょうか・・・

私のランニングコースの大阪城周辺は、季節に応じて色とりどりな姿を見せてくれます。

春は桜、早夏には、新緑の森が爽やかです。秋には黄色から真っ赤な銀杏並木がランニングコースを彩ります。
冬は裸木が季節を伝えてくれます。
そんな大阪城周辺には、桃園や、梅林もあり、訪日観光客も道頓堀での瀑買の前後は、必ず訪れる観光スポットです。

そんな、大阪城を走りながら不思議に思っていたことが日経新聞の記事で氷解しました。

それは、お濠の掃除は誰がやるんだろう、ということ。結構石垣から、雑草が生えてくるし、濠に溜まったゴミなどは一体誰が回収しているのだろうと・・・
そう、陸上自衛隊の皆さんがロープを使って、そしてボートを浮かべて掃除をしてくれているようです。

災害時には、自衛隊の皆さんが活躍しているシーンは見ますが、こんなところでも、頑張ってくれているんですね。

防災訓練などの仕事でご一緒することもありますが、本当に危険な任務を担っているんだと思います。
我々市民が楽しみながらランニングができるのも、そんな人たちのおかげなんですね。

感謝しながら、走らねば・・・・・・

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 3年目の大きなプロジェクトもなんとか無事終了。

しかし例年にも増して反省の多いプロジェクトでした。
及第点以上はクリアできたと思いますが、やはり、詰めの甘さは自覚して反省し、次に繋げないといけません。
小さな風穴や、ちょっとした油断が大きなミスにつながることを、改めて自問自答しないといけません。
成功の声に甘んじるわけにはいきません。

 我々の仕事は、何度も書いているように、一期一会です。
2つとして、同じ本番はありません。常に条件は変わります。
ルーティンでこなせる甘いものではありません。
ましてやロボットに取って変われるものでもありません。
アナログの究極的な仕事かもしれません。

逆に言うと、しっかりとしたプロセスを踏んで創り上げ、そのノウハウを積むこと、その経験値が増えることで、大きな財産になることも確かです。

毎回、勉強です。
ただ、勉強ですということは実は不遜な言い方で、プロとして勉強は影でやればいいことで、本番は勉強ではない。

とは言え、想定外のことどもはあり得ることで、それにどう対処していくか、イージーミスをいかに少なく、ゼロに近づけるか・・・・

本当に、本番に向けて心身共に、究極に追い込んでいく。
ボクサーが試合に向けて減量と戦いながら向かっていくことに近いかもしれません。

そして、無事本番が終わり、スタッフとお疲れの挨拶をして、「ホッとする」のもつかの間、その本番に対するチェックを行います。
良かった点、良くなかった点、反省すべきことをしっかり見つめなおして、より鮮度の高い本番に向かっって反省します。
決して、奢ってはいけません。
自信をもって取り組む必要はあります。しかし過信してはなりません。

これは、人生においても言えるとこです。
自信過剰なばかりに、足元を掬われることもあり、だからこそ、謙虚に足元を見つめていたいものです。

「ゴールしてなお、走り続けることが大切」な気がします。

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 マラソンでいうと、37km地点あたりでしょうか・・

あと、もう一踏ん張りって感じの所。ずっと走ってきて、足が攣りかけて、頭ではなく、ある種、本能が体を動かしている状態。

 我々の仕事は毎回ゴールがあります。
どんな仕事もそうなんですが、特に、結構明確にゴールがあります。
ある意味、毎回違う本番があるので、その仕事自体がたった一回きりの本番のような気がします。
一期一会です。

そういう意味においては、マラソンも同じコースであっても、気候や気温などの諸条件が違うと同じマラソンにならないですね。

何年こんな生活をしてきたろう。
若い時は経験不足ということもあり、ある種怖いもの知らずに突っ走っていた気がします。
いろんな経験をさせてもらうと、自信とともに、怖さも感じます。怖さがあるから、繊細になれます。石橋を叩きます。小さな油断や驕りは禁物です。

ついつい、人間は過信してしまいがちです。

常に基本に戻って、足元を見つめて冷静な判断をすることが大事です。

大きな仕事も、小さな仕事も同じ。

しかし、ラストスパートのタイミングになると、迷っている暇はない、です。
決断の連続です。
今まで積み上げてきたことを信じて決していく。
これまでのプロセスは決断の為の布石です。

実は、本番までには70%は出来上がっています。
あとの30%の仕上げを、しっかり詰めていく。
当日の気候であったり、様々な突発的な出来事を想定しつつ、リカバリーする体力と精神力。

プレッシャーを良き方向に仕向けることが実力というものなんだろう、と最近考えます。

37km地点で、

「後5kmもある」と考えるか、

「後5kmしか楽しめない」と思うか・・・

そこが大事な気がします。

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 ウグイスを漢字で書くと「春告鳥」

何て素敵な名前でしょう。
ここ数日暖かい日が続いていますが、今朝の目覚めは、自宅から聞こえる「ホーホケキョゥ~♪」という鳴き声でした。
春近しを感じます。

 昨日は、久しぶりに自宅でゆっくりテレビ三昧でした。
メジャーリーグのオープン戦初登板の元カープの前田健太投手、その後はびわ湖マラソンを見ながら、カープ黒田のオープン戦を。3時からは卓球世界選手権女子決勝、残念ながら卓球大国中国に負けてしまいましたが、卓球というスポーツの奥深さに釘付けされました。男子も破れて、残念ながらアベック銀となりました、が日本人としても誇りを一生懸命持って闘ってくれた気がします。また、なでしこも崖っぷちですが、最後まで諦めない試合を見たいものです。

一方で、新国立競技場に、「聖火台」がない設計。いやはや全くもって競技以外の東京五輪絡みの情けない話題が尽きない。
昨年から、野球賭博、そして薬物問題と、爽やかなスポーツの世界の裏側に潜む数々の問題。アスリートに忍び寄る裏の世界の罠。

スポーツの世界を極めるために、犠牲にしていること、日常生活すらまともに送れない過酷な訓練。試合日程にピークを合わせる難しさ。そんなプレッシャーと闘いながら、勝利を目指しながらも、勝者と敗者に分かれる現実、非情な世界。

我々、観客は外から、たまに見るその姿に勝手なことばかり言っているかもしれません。日頃どれだけの練習を、訓練を積んでいるかを知らずに、、、それがプロだというのは簡単ですが。

先日、私も「京都マラソン」を走りました。2年ぶりのフルマラソンです。別にプロでもないですし、趣味の延長ですが、やはり走り出すと、自分自身との闘いです。日頃それなりに訓練をしていても、42.195kmは過酷です。37km過ぎから、体がいうことをきいてくれません。脳から「走れ」と指令を出しているのに、動かない。
その時、両腕を振ると足が出ることに気づきました。ここは無意識です。体が連動しているということです。無意識の運動とでも言いましょうか。

素人の私でもそんな感覚になる、プロの方々はいつもいつも極限で闘っているのかもしれません。

春告鳥が鳴き始め、春はもうそこまでやって来ています。
純粋にスポーツの素晴らしさを実感したいものです。

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 2月12日は「菜の花忌」あの司馬遼太郎さんの命日です。

様々な作品を書かれた氏が残された言葉・文章の数々は今もなお生き生きと我々の心に刺さります。

晩年、氏は「この国のかたち」という歴史随想を連載されていました。今から30年前です。
残念ながら、20年前1996年、氏は急逝。

そのエッセイは、氏の歴史観を投影した日本人への警告とも言えるかもしれません。随分前に読んだ本ですので、内容はすっかり忘れてしまいました。

当然、氏の生きていた頃とすっかり、日本の、世界の、情勢も変わっていますので、その行く先は我々も予言できない程、世界がグローバル化し、複雑化していることは確かです。
長い歴史の歪みから生まれてきた宗教対立、国境を越えた民族対立など、国境を奪い合う戦争とは違にする昨今のテロとの戦い。

司馬遼太郎氏が歴史小説を書きながら、考えていた「この国のかたち」とは一体どんな「かたち」だったのだろう、と思いを馳せます。

インターネットによる情報の共有化・拡散化、また意図的な情報操作。30年前の、「知らない時代」いや「知れない時代」と言った方がいいかもしれません。
今や情報が氾濫しすぎて「知ってしまう時代」。
様々な情報に晒されて、それに流されそうになる時代。
知れない時代よりはマシなのかもしれませんが・・・

歴史は繰り返す、と言います。

司馬遼太郎氏が警告していた事ども。
果たして今はどうなんだろう。

少子高齢化の日本社会において、実に様々な課題が問題提起されています。
医療・介護のこと。空家の増加。インバウンドによる交流人口増加。テロへの恐怖。東アジアにおける経済対立など。

もはや日本国だけの問題ではない。世界における協調バランスをいかに作っていくか・・・・

久しぶりに司馬遼太郎さんの「この国のかたち」を読み直してみようと思います。

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最近、スマホの普及により、ニュースなどもYAHOO NEWSや、LINE NEWSで情報を取ることが増えています。

昨今の若者の新聞離れは、まさしくそんな環境が原因と言っても過言ではありません。
そういう、我々も新聞を読む機会が減っているのも確かです。
なので、意識して日経新聞は毎日読んでいますが・・・

 しかし、ネットニュースは自分が気になったニュースを選んで露出してくるので、徐々に興味のある関連のニュースばかりが目についてきます。
言うなればニュースに選ばれているわけです。
Amazonで購入した過去の履歴に基づいて、お薦め本が選ばれるようなものです。知らぬ間に自分自身の興味あるものや属性などのデータベースが蓄積され解析されているわけです。

昔は、紙ベースのアンケートを取って、それを分析しながらターゲットにプロモーションのアプローチをかけたものです。
最近は個人情報管理が重要になってますが、実は知らぬ間に、より詳細なデータベースが作られているというのが現実です。

Facebookに関しても年齢・属性である程度、ターゲットを絞れますし、投稿内容を解析すれば、何に興味があるのかはすぐにわかります。私の場合は、50歳代で、男性、いつもジョギングの投稿やグルメ投稿が多い、というだけで、ニュースフィードや右側の広告に、それにまつわるメーカーなどの広告が表示されます。
本当に便利になったものです。
とは言え、なんとなく、監視されているようで嫌なものです。
そして、ニュースも広告もですが、「情報に選ばれてる」と異なる情報、興味のない情報が目に付きません。情報が偏る事になっていきます。当然、興味にあることや好きなことには自然と目もいきますし、積極的に情報を取りにいきますが、あまり興味のないことには無頓著になります。
しかし、それではバランスがよくありません。
食事でも好きなものだけ食べていると栄養が偏るのと一緒です。
情報も同じです。様々な情報を取り入れてそれを比べたり、組み合わせたりしながら、正しい情報を見抜いていきます。

「情報に選ばれている」と、いつか自分の知らない世界から取り残されていくような気がします。

せめて、積極的に新聞や雑誌、書籍を公平にチェイスしていたいものです。

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 昨日は2年ぶりの、京都マラソン。

何とか、完走できました。沿道の声援のおかげです。

 16000人弱のランナーが古都・京都を駈け抜けました。
私も2年ぶりに満喫したマラソンです。

ちょっと、いやらしい話になりますが、参加料12000円で、16000人。凄い収入ですね。
後スポンサー料などを考えると、実に経費のかかるイベントであるということです。

広報計画、交通規制の周知徹底。
そして実施計画が練られて、ランナーエントリー受付、参加書類などの郵送。前々日からの受付場所の設営、そして当日の受付、荷物管理からゴールへの郵送。警備スタッフの配置計画。警察・消防などとの調整。緊急体制。ゴール地点のランナーと、応援する人々の整理誘導などなど。
マラソンのコースだけではない運営上の問題解決。
実に様々な業務が重なりそれを含めた総指揮をすることは大変なことです。それなりの経費がかかることは理解できます。

一方、それだけの人々が集まるということは経済効果も凄いものがあります。全国からランナーそして応援団が集まります。前々日からエントリー受付が始まります。ということは、最低前日入りです。京都近郊の方は通えますが、そうじゃない方々は宿泊の確保から始まります。当然、食事も京都でしますので、その移動(地下鉄、バス、タクシー)にもお金を使います。京都には銭湯が多いせいか、「銭湯マップ」なるものがあります。走った後に、京都中の銭湯は人でいっぱいになります。
せっかくなので、京都の観光めぐりをする方々もいます。
冬の京都はその他の季節に比べると観光客も少ない方ですから、「京都マラソン」の経済効果は地元には有難いイベントのひとつと言えるのではないでしょうか・・・

逆に交通規制などで地元の方々にご迷惑をかけている側面もあるとは思います。この種のイベントが全て肯定されるのも、考えものではあります。
課題はそれなりにたくさんありますが、年に1度の機会です。
いちランナーとして、普段走ることのできない場所を、走る機会があることに感謝です。
実に多くの方々が携わっているこのようなイベントをできるだけ、迷惑の少ない状態で続いてくれることを願っています。

縁があって、抽選に当たって京都マラソン2回走りましたが、できれば、大阪・神戸・奈良と走ってみたいものです。

42.195kmは自問自答の長い道程ですが、再度チャレンジしたいと、思います。

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今週末、京都マラソンが開催されます。

私は、仕事ではなく、年齢を顧みず、ランナーとしてエントリー。
2年ぶりに、42.195kmにチャレンジです。
記録は二の次、とにかく完走を目指したいと思います。

走り出したのは、今の場所に事務所移転してからですので、5年半ぐらいでしょうか・・・
丁度大阪マラソンが開催される前年度です。
2007年に始まった市民参加型大規模マラソン・東京マラソンのおかけで、関西でも、大阪マラソン、神戸マラソンが2011年から、奈良マラソンは2010年から、京都マラソンは2012年から始まっています。
まさしく、都市型マラソン花盛りです。
そんなブームにあやかって、地方でも様々なマラソンが開催されています。

私が、マラソンの仕事で関わったのは、大阪シティハーフマラソンからです。
市民参加のマラソンで都市型というのは、交通規制など様々な条件をクリアしなければなりません。
交通規制にともなう、警察との安全の問題。当日の給水・給食体制、それにともなう、ボランティアスタッフの管理。サイン関係の設置と撤去。近隣住民への理解。ランナーの管理・誘導、荷物の輸送など。
また、スポンサー集めは重要な課題です。車両提供、計測提供、スポーツドリンク提供など、スポーツにまつわる企業からメーカーさんまで、そのマラソンを応援してくれるスポンサーを見つけるのは広告代理店の大きな仕事です。
資金が集まらなければ、運営に支障が出てきます。
これは、マラソンに限ったことではありませんが・・・
実に様々な多岐に渡った交渉・調整があります。
生活の場である、街の道路を使用するわけですから、それは大変な調整が必要です。それだけに、やりがいもあります。

そんな本格的なマラソン大会の仕事として関わったのは、「しまなみ海道100kmスーパーマラソン」です。尾道から、四国今治までの「しまなみ海道」を走る100kmマラソンです。
コース設定から、給水ポイント、サイン関係の設置場所など、実施計画を、一から作り上げる仕事です。
毎週、尾道に行っていたことを思い出します。
結局本番当日は別現場のため、立ち合えませんでしたが、0から、マラソン大会を作って行くことの大変さを体験できたことは、後々の自分のキャリアという意味ではとても良かったと思います。

ランナーとして参加すると、その裏方さんの大変さを実感します。
そして何よりも沿道の応援が力を与えてくれます。マラソン大会に出ることによって、走るモチベーションになっていることは確かです。

人生はマラソンい例えられますが、確かに42.195kmには、自分にしかないドラマが潜んでいます。
足を引きづりながら、ゴールを目指したいものです。

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 昨日の暖かな陽気が嘘のように、今日は肌寒い1日です。

まさしく、三寒四温の季節です。体調管理をしっかりしたいものです。
2月は逃げる月ということで、もう15日です。
全国的には昨日、春一番も吹き荒れたようです。
日々、季節は春に近づいています。梅の花も咲き始め、
プロ野球ではキャンプ盛りで開幕が待たれます。

 先日の「インバウンド講演」で、日本の魅力とは?日本のストロングポイントは?何かという話がありました。

色々な要素がありますが、
「四季がある」「自然が豊か」「安全・清潔」「食文化」「健康・長寿」「文化」など、です。

なかなか、日本に・大阪に住んでいると実感できないかもしれませんが、本当こういう風にあげると外国人観光客にとっての、ストロングポイントはたくさんありますね。
概ね大阪・関西に当てはまるものです。

京都・奈良の古都、琵琶湖を擁する滋賀、光の街・神戸、温泉とフルーツ県・和歌山と、本当に魅力溢れる地域が大阪の周囲にもあります。もちろん大阪そのものにも魅力が満載です。

その魅力あるコト・モノをどのようにアピールし、知っていただくかが課題です。

いくつかある課題点は、WiFi環境の整備、案内所の充実(サイン表示の不足・多言語コンシェルジュ不足など)など、ハード面の整備があります。

また具体的にはナイトエンターテイメントの充実化があります。安全面などと両立が必要ですが、もう少し、夜のエンターテイメントの必要があるかもしれません、芝居やミュージカル、スポーツ、美術館・動物園の開館時間の延長など、様々な分野への拡がりを意識したいものです。

私は、大阪を「なにわのブロードウェイ・ソーホー」にできる素地はあるのではないか、と考えます。

ショッピングやグルメ・観光地の物見遊山だけではなく、大阪ならではの体験・付加価値の創出が必要です。
リピーターを呼び込むための施策をもう一歩踏み出して考える必要があるのではないでしょうか・・・

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